2月に入りプロ野球のキャンプが沖縄・宮崎で始まりました。多くの新人選手の中でも、日本ハムの中田翔選手に対する注目度は大きく、活躍が期待されています。
2月に入りプロ野球はキャンプインし、沖縄や宮崎の各球団キャンプ地はマスコミや現地の人々、観光客等で賑わっています。
すっかり恒例行事となっているプロ野球キャンプですが、新人からベテランまでが参加し、多くの選手がレギュラー獲得を目指して日々汗を流しています。
大リーグと違い、一ヶ月間にも渡るキャンプは毎日のテレビにも放送され、今シーズンの活躍が期待される選手などを紹介しています。
今シーズンの注目新人選手は、高校生ドラフトでは日本ハムの中田翔選手やヤクルトの佐藤由規選手、ロッテの唐川侑己選手、大学・社会人ドラフトではソフトバンクの大場翔太選手や楽天の長谷部康平選手などがいます。ちなみに中田、佐藤、唐川の3選手は2007年の高校生ドラフトにおいて、高校生ビッグ3と呼ばれていました。
ヤクルトの佐藤投手は、2007年夏の甲子園大会では甲子園大会史上最速となる155km/hを記録したり、楽天の長谷部投手は、北京オリンピック予選の日本代表にアマチュアから唯一選出されたりと、プロでの活躍が大いに期待されています。
多くの新人プロ野球選手の中でも、日本ハムに入団した中田翔選手への期待と注目はとても大きなものがあります。
中田選手は1989年4月22日、広島県広島市に生まれました。
身長182cm、体重103kgの立派な体格で、高校時代は高校通算本塁打記録となる87本を記録しました。
高校は大阪の桐蔭高校で、一年生ながら5番にすわり、一年の時の夏の甲子園ではベスト4進出に貢献しました。一年の秋からは一年生ながらエースで4番を任され、二年の春には151kg/hの球速を記録しましたが、夏の大会では肘を故障し投手では出場しませんでした。
打者としては大阪大会の新記録となる4試合連続本塁打を放ち、甲子園1回戦ではバックスクリーン横に飛び込む140mの本塁打を放つなどの活躍をしました。二年生の秋の大会では大阪予選で7本塁打、近畿大会でも4本塁打を放ち、近畿大会の準々決勝では推定飛距離170mの本塁打を放っています。このように高校生離れしたパワーの持ち主である中田選手なので、プロでの活躍が期待されているわけです。
中田選手は、2007年の高校生ドラフトで日本ハム、阪神、オリックス、ソフトバンクの4球団から1位指名を受け、抽選の結果日本ハムが交渉権を獲得しました。契約金1億円・出来高5000万円・年俸1500万円(推定)で契約を交わし、背番号は6です。
ポジションは高校時代の投手や外野手ではなく、三塁手を希望し、プロ一年目の目標に新人王を掲げています。
現在、沖縄名護の一軍キャンプで練習しており、初日のフリー打撃では、木製バットで36スイング中柵越え13本というパワーを見せ、強烈な存在感をアピールしていました。
2月7日の初めての紅白戦では、紅組4番サードでスタメン出場したものの、2三振を含む3打数ノーヒットでほろ苦いデビューとなりました。
2月10日には阪神との試合で、6番DHで出場し、第二打席で左翼場外への推定130mのホームラン第1号を放ちました。
これだけの注目を浴びる中で結果を出すことは、やはり非凡なものがあり、かつスター性もあるのでしょう。
日本ハム以外の各球団は、中田選手をいかに封じるかを今後は考えてくるでしょう。
プロ野球選手が最近大リーグに行くことが多くなり、日本のプロ野球の危機だという話もちらほら聞きますが、中田選手のような新人選手が出る限りは杞憂に過ぎないでしょう。